rain62の日記

思い付いたことを徒然なるままに

付き添い登校、始めました

私は今、小学校の空き教室でこれを書いています。といっても、インターネットの接続ができないので、実際にこれをアップするのは自宅に帰ってからになります。

 

私が、教員でも、小学生でもないのに、なぜ小学校の空き教室にいるのかというと、息子の登校の付き添い。いわゆる不登校傾向のある息子が、その原因として一番に挙げるのが「お母さんと離れたくない」ということだから、付き添いとして近くの部屋で待っています。

 

小学5年生にもなって何をと正直思ってしまうのだけれど、こうなったのは、息子自身の発達障害や、家庭環境が原因かもしれません。同じ学校に通う妹は全く私への執着がないので、本人の生まれ持った性格に寄るところもあるかもしれませんが。

 

というわけで、これから私は毎日学校の空き教室で息子の授業が終わるのを待ち、1時間ほど授業を受けた息子と一緒に帰宅する毎日になります。

 

「まじかよいい加減にしてくれよやってらんねえよ」という気持ちと

「私がそばにいることで息子が安心して行けるなら安いもんだ」という気持ちと

「なかなか体験できることじゃないし、どうせなら楽しんでしまえ」という気持ちと

 

全部本当の気持ち。

 

不登校になってる人は全国に大勢いると思うけれど、原因はそれぞれ全く違うから一概にはこうするべきとかこうしたら良いとかは言えないと思います。いじめにあった、先生が合わない、勉強に付いていけない、友達とうまくやれない、体調が悪くなる、集団生活がつらい、色々1つじゃない人が多いんだろうなって思います。

 

なんにしても、不登校になったのは結果であって、例え無理やり登校させたとしても、問題解決するわけじゃなくて、問題の先送り…むしろ悪化させることの方が多いんだろうなと思います。なかには、何となく面倒で背中を押して欲しいだけという子もいるかもしれませんし、千差万別だろうと思います。

 

息子の学校はとてもいい環境だと私から見て思います。息子は集団生活が苦手ですが、支援学級に移籍してからは楽しく行ってました。先生のことも好きだし、友達とのトラブルも考えにくいです。まあ、そうなると本人の訴えている「お母さんと離れたくない」母子分離不安というのが一番の原因なのかなと思います。

 

未就学児や小学校低学年の子は、母子分離不安の状態の子は結構いるみたいです。専門家ではないのでどう区切られているのか分かりませんが、小さい子はお母さんと離れるのが寂しいのはある意味自然な感情だし、保育園幼稚園に慣れるまでは、お母さんがいつ迎えに来てくれるかが理解できないでしょうから、不安になってしまうのは分かります。

 

そして小学校に入る頃には、そういう子を見かけることは非常に少なくなります。でも、全くいないわけではありません。登校の付き添いをしていると、学年に1人や2人くらいは、お母さんが付き添って下駄箱で泣いていたり、先生に励まされて教室まで手を引かれたりしている人を見ることがあります。いないのではなく、通常目にすることがないだけで、いるんです。

 

ただそれも、うちの息子みたいに高学年になってもやっている子は1人も見たことがありません。もしかしたらそれも、見えてないだけか、もしくはもう学校に姿を現すこともできなくなり不登校になってしまったのかもしれませんし、他校にはいるのかもしれません。

 

今日はもう1時間がたったのでここまでにします。そろそろ帰ります。